いっかきっとかっと2

先人の知恵。思想や宗教。昔と今。役割。心身の健康。環境を守る。ルーツをたどる。打開策。反省。

『戦場のピアニスト』DVD 感想

息子が借りてきた。初めて観た。
主人公の兄はピアニスト、弟はバイオリンを弾くポーランド人(ユダヤ人?)
が、住居を追われ、仲間がどんどん殺される中、必死で生き延びた実話。


幸せで、豊かな暮らしをする、ユダヤ人への嫉妬?と思った。
『ユダヤ人の子育て』の本を読んだことがある。家に沢山本を置き、子どもが自分から楽しんで学ぶ環境を作る・・お金よりも、学歴よりも、子ども自身に生きた教養を身に付けさせることが、国の無いユダヤ人の最良の子育て・・そんな本。


なすすべも無く、おとなしく殺されていくユダヤ人。『早く死んだ方が楽だ、生きて捕まるな。』と、かくまってくれるポーランド人の友人に言われる。
レンガ運び中につまずき、兵隊に「来い」と言われる。彼は、ドイツ兵にとりすがって、命乞いをし、ムチで叩かれたが、銃殺されずに生き延びる。
脱走し、友を頼り、ドイツ兵の協力も有って、生き延びた。
88歳まで生きて、ピアニストの使命を果たした。素晴らしいピアノ演奏。
『好きこそものの上手なれ』『芸は身を助く』という。『生きがい』とも言う。
人に喜びを与える何かを持つことが、自分をも助ける・・・。凄いDVDだった。